一関市
厳美渓
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厳美渓は一関市の郊外にある景勝地。駅前から路線バスで20分ほどの近さにある。 栗駒山に端を発し,一関市内を流れる磐井川の中流域に位置する。 川全体が大きな岩盤を穿った形でできていて,河川敷に相当する場所もかつては川床だったはずの岩盤でできている。
その岩盤にはあちこちにわずかな窪みがあり,そこに水がたまっている。 周囲には草木が育っていることから,長い間,洪水などで洗い流されることなく安定した水環境が保たれてきたと思われる (日照りや大雨による水位の変動はあっただろうが)。
栗駒山にある須川高原へ向かうバス路線の途中にあるのだが, 当初は川岸の岩場なので原生生物はたいしていないはずと考え,立ち寄らずに通り過ぎていた。 しかし,2011年の8月に須川高原を訪れた際,たまたま立ち寄ったところ, わずか数cm〜十数cmの水深しかない水たまりに,意外にもたくさんの原生生物がいることに驚かされた。 それも他では珍しい種類だったり,平地では数少ない大型の接合藻類などが数多く観察された。
これは岩盤の水環境が長年月(おそらく数千年,ないし数万年)保たれてきたこと, その間に外部から少しずつ様々な原生生物が移入し定着したことを示唆している。 また,厳美渓は市街地の近くにありながらも,景勝地として環境が保全されてきたことも,このような多様な自然が残ったことに大きく貢献しているだろう。
観察された原生生物名一覧(現在 123 種)
2011.10.16 の採集で新たに 58 種が追加され 123 種(65 → 123)となった。

2011.08.20

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2011.10.20

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